幼稚園や保育園の入園準備、とにかくいろいろなものを短期間で準備しなくてはならなくて、とっても大変ですよね。でも、せっかくなら、これから始まる我が子のワクワクの新生活を思い描きながら、可愛い園グッズ選びを楽しみたいもの。どこの園でも必要になる「コップ袋」の選び方を、エディターママの私がご案内します!
Writer Profile
都内在住、アラフォー編集者のメイです。私立の小学校と幼稚園に通う一男一女のママ。「子どもの可能性を広げる」ことが子育てのテーマ。趣味は旅行とオンラインショッピングと博物館めぐり。休日は子どもと一緒にあちこちお出かけしています。特技は時短。最近は親子の英語学習にもハマっています。
目次
■「コップ袋」の第一のポイントは「使いやすさ」。入れる物を確認して
幼児が一人で取り扱うものなので、「使いやすさ」が最優先。素材は100%コットンがおすすめ。化繊が入った生地だとツルツルしてしまい、巾着袋のひもが縛りにくいです。また、ひもは両サイドから引っ張って閉められる仕様のものが、小さな手でも扱いやすいですよ。キャラものや量販の巾着は、「口ひもが片方・マチなし」のタイプが多いので、オンラインショッピングなどの際は特に商品説明をよくチェックしましょう。
中に入れる物によって用意するべきコップ袋の大きさは異なりますが、多くの場合が、
・コップのみを入れる
・コップと歯ブラシを入れる
だと思います。
保育園や幼稚園で使うコップとして一般的な持ち手つきのコップのサイズは直径7
~8cm、持ち手部分を入れると最大幅が11~12cm程度のものがほどんど。コップ袋の袋口は、コップの最大幅の倍程度もあれば安心です。コップ袋の形状は、マチ付き/マチなしのものがありますが、コップは立体的なので「マチ付き」の方が断然便利。マチがある分、袋口もぐーんと広くなるので、それが子どもの使いやすさにつながります。園バッグに入れたときの収まりも、マチ付きのコップ袋の方がよいです。
また、子どもの歯ブラシの長さは約16~17cm。コップ袋のタテの長さはこの程度あれば大丈夫です。
■TVアニメキャラやプリンセスが好きだけど…キャラものはOK?NG?
園によっては「キャラクターものを禁止」としている園もあります。また、キャラクターは飽きが来るのも早いので、禁止ではなくてもあまりおすすめではないかな、と思います。
園がキャラクターものを禁止している場合、その理由は大きく分けて2つあります。1つは「人気キャラのものだと羨ましくなったり自分も欲しいとなったり、周囲の子どもに対していい影響があまりないため」という生活面での事由、もう1つは「既存のキャラクター(=大人が作った商業的な価値観)にとらわれず、子どもらしい創造性を大切にしたいため」という教育的な事由です。
特に、テレビ番組のキャラクターは、半年ごとに新シリーズになってその度ごとに新しい関連のおもちゃ等が発売されるため、おもちゃの自慢のし合いにつながることも。女の子の主人公が戦う人気アニメもありますが、戦いのシーンがあるテレビ番組のキャラに関しては、特にあまりいい顔をされない印象です。
キャラクターものはおうちで楽しむことにして、園グッズは子どもの創造性や美的センスを伸ばすようなものがおすすめかな、と思います。
■コップ袋は何枚用意する?おすすめはズバリ3枚。
コップ袋を用意する枚数は、3枚がおすすめ。毎日洗濯をする習慣のある人や、ミニマリストなら2枚でも大丈夫ですが、口にするものを入れる袋なので毎日洗うことが推奨されるので、2枚だとちょっとギリギリかも。3年間使うものだし、洗濯しそびれることも多々あるので、私は入園時に4枚用意しました。
何種類もあれば、毎日選ぶ楽しみもあってそれはそれで悪くないものです。子どもも「明日はこのコップ袋にする~」などと楽しんでいました。特に女の子の場合、こうした「自分で選ぶ」という行為を通して登園のモチベーションになったりもするので、少し余裕のある枚数を用意すると楽しいかな、と思います。
コップ袋は何度も洗濯するものなので、生地の丈夫さや、シワシワにならないか、なども使ってみるとけっこう重要です。こればかりは買ってみないとわからないのですが、安さに飛びつかず、品質のよさそうなものを選ぶように心がけました。そうした視点で選ぶ方が、おしゃれの選択肢も広がるし耐久性もあって、結果的な満足度が高かったです。(コップ袋のサイズはキャンディ入れにぴったりで、卒園後の今も活躍しています♪)
■ママも欲しくなるセンスの良さ!娘もワクワク♪ 女の子向けコップ袋5選
「使いやすさ」の次に優先したいのが、「子どもが好きな色柄」を選んであげること。男の子より自分の好みがはっきりしているのが女の子。ぜひ一緒に選んで、ママと娘のガールズトークを楽しみましょう♪
また、女の子は「おそろい」や「カラーコーディネート」が大好き。コップ袋、コップ、歯ブラシなど、同柄があればそろえて購入するものおすすめです。「明日はこのセットにする!」などと、お支度を自分からすすんでやるようになったりもしますよ。
=プリンセス好きな女子に。他のお友達とかぶらず、飽きのこないテイストです。
おそろいのコップ&ランチグッズも発見。
=ママも大好きなローラアシュレイ♥
おそろいの絵本バッグなどもあります。
=リボン、レース、キラキラ、ハートは、女子が間違いなく大好きなテイスト。
=絵本のキャラクターなら、園生活にぴったり。娘の大好きな「くまのがっこう」。
=北欧調の柄と色合いが素敵。巾着&バッグのセットで。
=「どこで買ったの?」とよく聞かれた、フレンチシックな巾着&抗菌ランチトート
■入園準備は「子どもと一緒に」。親子のコミュニケーションを深めよう
ワーキングママは子どもとのコミュニケーション時間が少なくなるのが悩みですが、我が家は子どもと一緒にあれこれ言いながら選んで、入園グッズ選びの時間をコミュニケーションタイムにしました。
一般的に、女の子は幼いころから好みがはっきりしていることが多いです。我が家の娘の場合は、未就園児時代はピンク一辺倒でしたが、入園の頃になると「ピンクは赤ちゃんっぽいから嫌。水色か紫にして!」などとリクエストをしてきました。1年前と同じ気持ちで全部ピンクでそろえていたら、使ってくれなかったかも…。
そんな子どものちょっとした成長を楽しみながら、一緒にお買い物に行ったり、通園に使うリュックと巾着袋のコーディネートを考えたりするのは、とても楽しいひと時でした。「一緒に選んだこと」自体が、いい思い出となっているほどです。
忙しいママは、子どもとの会話が一方通行になりがちですが、「これにしたよ」ではなく、「どれがいい?」「どうしてそう思うの?」と、どんなことに対してもできるだけ親子の会話を交わすことがとても大事だと思います。
自分が子どものころと違って、今は市販でも本当に可愛いものがたくさんありますよね。園生活が楽しくなるコップ袋を見つける参考にしていただけたらうれしいです。
【関連記事】