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1年生が取り組むべき「家庭学習」とは?中受経験ママの私がズバリ解説【習慣編】

ピカピカのランドセルがまぶしい新1年生。そろそろ、学校生活にも慣れてきた頃でしょうか。
これから、授業だけでなくさまざまな行事も入ってくるでしょう。初めての体験の連続で、ドキドキ・ワクワクしているのではないでしょうか。

それと同時に、「勉強についていけるかな」と心配したり、「宿題以外にも家庭学習をする方がいいの?」、「1年生の家庭学習は、何を押さえておくべき?」と悩み始めたママも多いのではないのでしょうか。

我が家は、小学校受験・中学校受験を両方経験しているので、家庭学習はわりと取り入れてきた方だと思いますが、小学校6年間を振り返った結論から言うと、
「1年生の頃から疲れるほど必死に家庭学習する必要は全くない」
と言えます。

しかしながら、「学習習慣」を付けるのは、この先の長い学生生活においてとても大切で、
「学習習慣」を付けるのはやはり「最初が肝心」。
子どもも、小学校生活に向けて気合いが入りやすい時期だからこそ、新習慣をすんなりと受け入れ、定着させやすいという面があります。

そこで、小学校受験・中学校受験の両方を経験したママである私が、我が家で役立ったと思う1年生からの家庭学習や、親しいママ友から聞いた情報をもとに、「1年生が取り組むべき家庭学習」について解説します。

Writer Profile
中1の息子を育てているリケジョママ(理系女子)のLISAです。小学校受験、中学校受験を経験し、子どもの家庭教育の大切さを実感。私の経験が、園児・小学生の子育て中のママの参考になったらうれしいです。

1年生から家庭学習ってなぜするべきなの?

1年生の家庭学習は、「疲れるほど必死にする必要はない」と先ほど述べました。しかし、逆に言うと、「毎日、少しだけでも勉強する習慣はつけておくべき」なのです。それはなぜか。ズバリ、「後が楽」になるからです。

これは、私自身も塾の先生や、様々な教育セミナーで言われたことで、実体験としても納得していることですが、「家庭学習の習慣が『ゼロ』の状態から、30分勉強させるように促すのは、とても困難」ですが、「5分でも毎日の家庭学習習慣があれば、その時間を徐々に伸ばしていくのは比較的容易」なのです。

「新生活に不慣れな1年生のうちから、そんなに家で勉強させなくても…」と思うかもしれませんが、早めに家庭学習に慣れてしまった方が、実は子どもも楽なのです。3年生になると学校の勉強はグンと難しくなりますし、もし中学受験をするなら4年生頃から本格的な塾通いが始まります。そうなってから慌てて家庭学習習慣を始めようと思ってもそうはいきません。
1年生の最初のころは、学校に慣れることや授業を聞く態度を身につけることに主眼が置かれ、まだそう難しい「勉強」は多くありません。だからこそ、この時期から少しずつ家庭学習を促していくことがとても重要なのです。

1年生の家庭学習はどれくらいすればいいの?

小学生の家庭学習時間の目安としてよくいわれるのは「学年かける10分」。
1年生なら10分、2年生なら20分ということです。これを最低ラインと考え、それ以上はやりたがったときだけやれば十分でしょう。「え?もう終わり?」と思うくらい短くて、最初は構いません。うんざりして「家庭学習=ツライ」という図式にならないように配慮しましょう。

インターネット上に無料で学習プリントがダウンロードできるサイトなどもあります。プリント1枚、ドリル1ページなど、見た目にも軽いものから始めてはいかがでしょう。

そのかわり、たった10分であっても「毎日」することが大切です。この習慣がついていない場合、学年が上がって授業の復習が必要になってから急に勉強させようと思っても、「今まで自由だったのに遊ぶ時間を削るの?」と抵抗を感じてしまいます。短い時間であっても毎日学習習慣があれば、「家で勉強はするものなのだ」という認識でいますので、勉強が難しくなる3年生・5年生のときに、家庭学習の内容を検討するだけで済みますから格段に楽です。
中学受験を予定しているご家庭はもちろん、そうでなくても身につけておいて損はない習慣ですよ。

家庭学習道具をひとまとめにしておけるこんなファイル&大容量ペンケースがあると、より学習習慣がスムーズになりますよ。

【スタイル編】に続きます!

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