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4児のママが厳選!子どもが飽きない「鉄板」絵本、13選 ~その1~

子どもにとって、「心の栄養」とも言われている絵本。できることなら、愛する我が子にたくさんの良質な絵本との出会いを提供してあげたいですよね。
しかし、いざ本屋さんに行って絵本を選ぼうとすると、絵本がありすぎてどれを買ってあげたらいいか分からない!なんていう経験はありませんか?

この記事では、我が家の4人の子どもたちが全員ハマった、「鉄板」絵本を厳選してご紹介をいたします。
これを読めば、せっかく買った絵本なのに子どもがすぐに飽きてしまった…というようなことがなくなるでしょう。

Writer Profile
反抗期に差し掛かったお兄ちゃんから新生児まで、小学生2人・保育園児1人・0歳児の男女4人を育児中の桃香です。夫が転勤族なので、何度かの子連れ引っ越しを経験。おかげでコミュニケーション能力と前向きさが磨かれました。睡眠不足に悩まされながらも、ぷにぷにの0歳児に癒される毎日。海が大好き。将来の夢は家族でハワイ移住。

■低年齢の子どもから長く楽しめる!日常生活のヒントもいっぱいの絵本

1. 泣く子も笑う、にこにこ絵本。『だるまさんが・の・と』シリーズ

読んであげるなら:0歳~3歳
一人で読むなら:3歳~6歳
20ページ(目安時間3分~)

2009年に発売されて以来、多くの子どもたちに愛されてベストセラー入りしている絵本。「泣く子も笑う」というキャッチコピーの通り、子どもがぐずっているときにこの絵本を読むとピタッと泣き止み、すぐにごきげんになってくれます。

「だ・る・ま・さ・ん・が…」と展開されていくお話はリズム感があり、テンポよく読むことができます。また、変幻自在なだるまさんを見て子どもの表現力や想像力も養われる作品であるのも、この絵本の魅力のひとつ。子どもがだるまさんの動きをマネする様子もとてもかわいいです。
初めての読み聞かせ絵本にもおすすめのシリーズとなっていますので、ぜひ3冊セットで揃えてみてください。

2. 50年以上も不動の人気。『いないいないばあ』

読んであげるなら:0歳~2歳
一人で読むなら:2歳~5歳
20ページ(目安時間3分~)

こちらの絵本は1967年に発売され、世代を超えて多くの子どもたちに愛され続けている作品。ほんのり優しいタッチで描かれているイラストに心が癒されます。
赤ちゃんや小さな子どもって、いないないばあが大好きですよね。
親しみのある動物たちが、「いないいないばあ」を繰り返すというシンプルなお話なので、0歳からでもとても読みやすくて、子どもが大喜びしてくれます。
自分でページをめくれるようになってくると、「ばあ!」と言ってはしゃぎながら、子ども自ら絵本を読んでいる姿もとてもかわいいです。
文字が読めない子でも「一人で読める」本の代表格。

3. 毎日の「3大問題」を解決するかも?『くつくつあるけ』

読んであげるなら:0歳~3歳
一人で読むなら:3歳~6歳
20ページ(目安時間3分~)

子どものよくある3大問題、「食事」「着替え」「お散歩」のときの声かけにも使える言葉がいっぱい詰まった絵本。とても親しみやすい絵本で、ママやパパが子どもと触れ合うきっかけにもなってくれます。日頃、子どもにどんな風に声掛けしたらいいか分からないというママや、ついつい子どもに携帯を見せて時間をつぶしてしまいがちなパパに、コミュニケーションのための言葉を教えてくれます。
後ほどご紹介する『おつきさまこんばんは』とともに、「くつくつあるけ」、「きゅっきゅっきゅっ」、「おててがでたよ」の林明子さん著の絵本が4冊入ったボックスセットもあります。どれも親しみやすく読みやすい絵本なのでおすすめです。お食事、着替え、散歩などの毎日のシーンでの「イヤイヤ」を、この絵本が助けてくれるかも。

■お友達との関わりや子どもらしい倫理観を楽しく学べる絵本

1. お友達との関わりを学べる。『ノンタンぶらんこのせて』

読んであげるなら:0歳~3歳
一人で読むなら:2歳~8歳
24ページ(目安時間3分~)

小さな子どもに大人気の「ノンタン」シリーズは、どれも子ども心をぎゅっとつかむ楽しいお話なのですが、個人的なおすすめはこの「ぶらんこのせて」。
ノンタンって、決して「いい子」ではないんですよね。ちょっと意地悪だったり、ズルかったり、悪いとわかっていることをやっちゃったり。そんな完璧でないキャラクターが、子どもの共感を呼ぶのかもしれません。
そしてこの「ぶらんこのせて」では、ぶらんこを独り占めしてお友達に譲ってあげないノンタンが描かれています。子どもに読み聞かせながら、「これって、いいのかな?」などと聞くと、子どもたちは「だめ!」「だめだよね!」「じゅんばんだよね!」などと口々に。そしてそんな意地悪なノンタンに対して、お友達がとる態度は…?
譲り合うこと、意見を言うこと、許し、仲直り、助け合い…。おもしろいだけでなく、お友達との関わり方を学べる本でもあります。人(ノンタン)の振り見て我が振り直せ、ですね。

2. 悪い子も、最後は…。『ノラネコぐんだんパンこうじょう』

読んであげるなら:1歳~4歳
 一人で読むなら:4歳~8歳
 32ページ(目安時間10分~)

こちらは2012年に発売された、わりと歴史の浅い絵本。
しかしシリーズはすでに200万部を超え、子どもたちに大人気となっています。この「パンこうじょう」はノラネコぐんだんシリーズの第一部作。
ワンワンちゃんのパン工場にはおいしそうなパンがずらり。おいしいパンが食べたくなったノラネコぐんだんは夜中にパン工場にこっそり忍び込んで…。こんな悪い子たちのノラネコぐんだんだけど、なぜか憎めない。子どもって、やっぱり「チョイ悪」が好きです(笑)。
低年齢の頃はお気に入りのシーンだけを真似したりして楽しんでいましたが、ある程度お話が分かるような年齢になると(3歳ごろ)、最後までのストーリーを楽しんで、「ノラネコぐんだんはワルだけど、最後はちゃんと反省している」という内容も理解するように。読み聞かせながら、子どもの成長が感じられる一冊です。

その2に続きます!

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