目次
(2)手指でペタペタ♪ 水彩絵の具で「フィンガーペインティング
お絵描きはてっとり早くできるおうち遊びの定番ですよね。
そんなお絵描きをちょっぴり工夫して、子どもの好奇心をくすぐる楽しい遊びにしちゃいましょう!
お子さまが伸び伸びとお絵描きを楽しめるよう、床にシートや新聞紙を敷いて、汚れてもよいお洋服を準備してから開始しましょうね。
サッと着られるスモックがあると、便利で安心です。
【子どもが一人ですっぽりかぶれるスモック】
絵の具は、まだ手指の力が弱い乳児から、お絵描き大好きキッズまで、幅広く楽しめる自由度の高い画材です。手指に塗ってペタペタするだけのフィンガーペインティングなら、年齢問わず楽しくお絵描きができますよ。
水彩絵の具を使ってフィンガーペインティングをしてみましょう!
お絵描きしながら思いもよらぬ発見があるかも?
フィンガーペイント、準備するもの&遊び方
準備するものはこちらです。
・好きな色の水彩絵の具
・画用紙(大きなものだとより楽しい)
必要に応じて、
・新聞紙やビニールマットなど、汚れを防ぐ敷物
・汚れてもよい洋服、もしくはスモック
(・ストローや好きな形に切ったスポンジ)
遊び方は簡単です!
①手指(足でもOK)に好きな色の水彩絵の具をつける。
②画用紙にペタペタお絵描きしましょう♪
フィンガーペイントは五感が刺激される!
絵の具ってどんな感触?べたべた?ペタペタ?とろとろ?ヌルヌル?
色を混ぜるとどうなるかな?
五感も刺激されるのがフィンガーペインティングの大きな特徴です。いろいろな物の感触を実際に体験して確かめることで、子どもの感性が磨かれていきます。汚れそう…と敬遠しすぎず、ぜひ小さい子どものうちにいろいろな感触を味わわせてあげてください。
お風呂場がある程度広ければ、お風呂でするとおうちの汚れが気にならないかも。
小学生くらいのお子さまなら、感触をオノマトペで表すことにもトライしてみては。表現力が磨かれることで、作文能力もアップ。遊びの中で、どんどん賢くなっちゃいましょう!
フィンガーペインティングだけでなく、ストローを使って、水をたっぷり含ませた水彩絵の具を画用紙の上で吹いて広がる形を楽しんだり、好きな形にカットしたスポンジなどに絵の具を含ませてポンポンしたりするのでも楽しいですよ。
できるだけ自由に伸び伸びと描いて楽しみましょう!
おしゃれな絵の具セットがあれば、お絵描きタイムもお片付けタイムまで楽しく♪ 小学校に上がっても使えそう。
(3)手品のように絵が浮き出す!不動の人気、「はじき絵」
もう一つ、絵の具を使う楽しいお絵描き法をご紹介します。
それは「はじき絵」という技法です。
「はじき絵」、準備するもの&遊び方
準備するものはこちらです。
・画用紙
・クレパス
・水彩絵の具
はじき絵は、油性のクレパスが水をはじく特性を利用して描く遊びです。子どもはこれが大好き!普通にカラフルな絵をクレパスで描いても楽しいですが、今回は白いクレパスを使って、「秘密の絵」を描いてみましょう♪
遊び方はこちらです。
①白い画用紙に白いクレパスでお絵描きする
②絵の上から好きな色の水彩絵の具で塗りつぶす
③絵が浮き出てくる!不思議!
「はじき絵」のポイント。白クレパスの大量消費(笑)
普段あまり使わない白色のクレパスを大量に消費できるチャンスです(笑)
コツは、水彩絵の具に水をたっぷり含ませることです。あまり水で溶いていない水彩絵の具を塗り重ねた場合、クレパスの絵がうまく浮き上がらないことがありますのでご注意ください。
「秘密の絵」が浮き上がる様子に、きっとお子さまも大興奮することでしょう!いつもと違う創造性が刺激されそうです。ぐちゃぐちゃの絵だって、立派なアートに。たくさん褒めてあげてあげましょう。お気に入りの一枚は(何枚でも)、額に入れてお部屋に飾るとお子さまも大喜び。自尊心が満たされます。インテリアとしてもなかなか素敵ですよ。
(4)大定番!「削り絵」でスクラッチお絵描き
こちらも園児に大人気、園でも定番のお絵描き方法の「削り絵」です。
削り絵はスクラッチ技法とも呼ばれ、子どもが大好きな手法です。スクラッチとは「削る」という意味で、文字通り削ったりひっかいたりして絵を完成させるものです。
「削り絵」、準備するもの&遊び方
準備するものはこちらです。
・適度な厚みのある画用紙
・クレパス
・削るための道具(割りばし・竹串・爪楊枝・コインなど)
削り絵のやり方はこちらです。
① 画用紙をカラフルな色のクレパスで塗りつぶす。いろいろな色を使って!
② その上から黒色のクレパスで隙間なく塗りつぶす。
③ 好きな模様にスクラッチ(削る)!
黒色のクレパスが削れて、カラフルな線が現れます。花火の絵やお化けの絵など、暗い場所で観るものを描いても楽しいですね。
「削り絵」をきれいに仕上げるコツ&ポイント
削り絵には綺麗に仕上がるためのコツがあります。
・クレヨンより油分が多いクレパスの方がやりやすい
・削るので厚みのある紙の方が良い
・塗りつぶすのは大変なのでハガキぐらいのサイズが良い
・下書きの絵はカラフルな色で、白い部分がないように塗りつぶす
・黒色は何度も重ね塗りして濃く塗りつぶす
こちらのコツを押さえることで、削りやすく、仕上がりも美しくなります!
番のサクラクレパスのハイクオリティー版は、削り絵がとても描きやすいと評判です。
50色のクレパスで繊細なカラーリングを楽しみましょう。
削り絵の定番の絵柄と言えば「花火」ですが、お子さまの心の赴くままにガリガリ削って楽しみましょう。
はがきサイズなら、おじいちゃま・おばあちゃまや、離れて住むお友達への絵ハガキとして使っても素敵です。季節のお便りを出すというマナーも学べますね♪
その3に続きます!