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(5)「野菜・果物スタンプ」を使ってオリジナル絵手紙作り
外出自粛・ステイホームで、普段の長期休みなら会えるおじいちゃま・おばあちゃま、遠方のお友達や親戚になかなか会えないのは寂しいですよね。
動画を送ったり、LINEやZoomで通話したりすることもできますが、ここは敢えて、オリジナル絵手紙を作って送ってみませんか?
SNSに慣れている現代だからこそ、送る側にも、受け取る側にも、印象に残るものとなるはずです。野菜や果物のスタンプや押し花で一生懸命作った絵手紙は、きっとみんなを笑顔にしてくれるでしょう。
スタンプというと、年賀状などに使う消しゴムスタンプのように、カッターや彫刻刀で絵柄を掘ることを想像するかもしれませんが、野菜や果物を使えばその必要はナシ。断面のおもしろさを使って、簡単に楽しくアートしちゃいましょう!
「野菜・果物スタンプ」、準備するもの&遊び方
準備するものはこちらです。
全部なくてももちろん大丈夫!手に入りやすいものや家にあるもので楽しみましょう。
・手紙にしたい紙(便箋やコピー用紙、ハガキ大の画用紙など)
・好きな色の水彩絵の具
以下はお好みで。
・レンコン・オクラのような、穴の開いた野菜。
・ピーマン・パプリカのような、中が空洞の野菜。
・アボカドなど、表面がデコボコの野菜(転がし使います)
・リンゴやレモンなどの果物(断面をスタンプにしたらどうなるかな?)
絵が苦手でも大丈夫!断面に水彩絵の具を塗ってペタペタ押したり、表面に絵の具を塗ってコロコロ転がせば、生き生きしたオリジナル野菜スタンプ絵手紙の完成です!
使用する紙も、例えば和紙や、ちょっとユニークなテクスチャの紙など、紙質にこだわってみると、また違った風味が出ておもしろいですよ。
こんな道具を使って、紙から作ってしまうのも楽しいかもしれませんね。再生紙やリサイクル、エコのお勉強にもつながりそう。
(6) みんな大好き!簡単「ねばねばスライム」作り
子ども時代にみんな一度は遊んだことがあるあのネバネバスライム、おうちで簡単に作れるって知っていますしたか?
好きな色やトッピングでオリジナルスライムを作りましょう!
「ねばねばスライム」、準備するもの&作り方
・洗濯のり(PVA:ポリビニールアルコール入り)
・ホウ砂
・いろいろな色の食紅(フードカラー)、もしくは水彩絵の具
・水
・紙コップ:2個
・混ぜる用の割りばしなど
・好きなトッピング(ラメ・ビーズなど)
作り方はこちらです。
工程は「洗濯のり液」と「ホウ砂液」を作り、最後に混ぜ合わせるとスライムになる、という流れになります。
【洗濯のり液の作り方】
①紙コップに洗濯のり・水を50mlずつ入れてよく混ぜる。
②好きな色の水彩絵の具をほんの少量入れてよく混ぜる。
※透明のスライムにしたい場合は、食紅や絵の具は不要。
【ホウ砂液の作り方】
①紙コップにお湯を25m入れる。
②ホウ砂を2gお湯に混ぜる。
【最後に】
①洗濯のり液とホウ砂液をよく混ぜ合わせる。
②スライムの完成!
※キラキラなスライムにしたい場合は、ここでラメやビーズなどを入れてよく混ぜる。
「ねばねばスライム」、成功のコツ
コツは、必ずPVA入り洗濯のりを使うこと!
ホウ砂には、PVAの中の水分を閉じ込める作用があるそうです。
ちなみにホウ砂を多めにすると固いスライムに、逆に少な目にすることで柔らかいスライムになります。お子さまと一緒に試行錯誤してみましょう。
PVA入りの洗濯のりやホウ砂は、薬局や通販等で手に入ります。手に傷があったりアトピー肌の場合は、ラテックスの手袋をするなどで工夫してみてくださいね。
ウォーターグルー(水のり)・コンタクト液・ベーキングソーダで作る方法など、別の材料で作る方法もありますが、ホウ砂を使う作り方がいちばん失敗しません♪
(7) あっという間に完成!女子ウケ抜群、「レンジで押し花」作り
お庭や近所に、きれいなお花が咲いていませんか?今の季節に咲いている花を見つけたら、押し花を作ってみましょう!
子どもの頃に押し花づくりを経験したことのある方は、「時間がかかるのでは…」と敬遠されるかもしれませんが、実は、電子レンジを使えばあっというまに完成するのです
「レンジで押し花」、準備するもの&作り方
準備するものはこちらです。
- きれいなお花(押し花にしやすいお花は以下で説明します♪)
- キッチンペーパー
- 段ボール(キッチンペーパーより小さめにカットしたもの、2枚)
- 輪ゴム
手順はこちらです。
- 板状の段ボールの上にキッチンペーパーを一枚乗せる
- お花を乗せる
- その上にキッチンペーパーを一枚乗せる
- その上に板状の段ボールを乗せて、挟むようにする。
- 輪ゴムで止める
- 電子レンジで40秒〜1分温める(少なめに設定して様子を見ながら)
- 押し花の完成!
この方法であっという間にお花の水分を飛ばして押し花が完成します。これなら何日も待ちきれないお子さまでも、すぐに押し花が楽しめますよ。
アイロンを使う方法もありますが、お子さまと一緒なら電子レンジの方が安全で安心です。
完成した押し花は額に入れて飾ったり、パウチしてしおりにしたり、手作り絵手紙に添えたりしても素敵ですね。季節を感じる草花に触れて、日本の豊かな四季を体感し、瑞々しい感性と美意識、自然に感謝する心を育みましょう。
(8) 重ねた紙コップで、「ぐるぐるミニ紙芝居」を作ってみよう
おうちにある普通の白い紙コップを2個重ねて、ぐるぐる回るミニ紙芝居を作ってみませんか?
下になる紙コップににぐるっと一周、絵を描き、上に重ねるコップの方に四角い窓をあけ、回しながら窓から絵を見せる、という仕組みです。パラパラ漫画のような感じ、といったら伝わるでしょうか。
「桃太郎」や「うさぎとかめ」などの誰もが知っている定番の物語でも、お子さまが考えたオリジナルの物語でも、紙コップ一周分のミニ物語を自由に見せることができます。
「ぐるぐるミニ紙芝居」、準備するもの&作り方
準備するものはこちらです
- 紙コップ 2個
- 好きな色のペンなど
- カッター、定規、はさみなど(窓をあける道具)
作り方はこちらです。
- 下に重ねる用の紙コップに、ぐるっと一周で物語が完結するよう絵を描きましょう。上下に余白を十分に残しましょうね。
- 上に重ねる用の紙コップに、画面用の四角形をカッターで切り抜きます。カッターなどは大人が扱う方がよいですね。お子さまの描いた絵が見える大きさに切ってください。
下のコップを何個も使れば、たくさんの物語が楽しめます。創造性豊かにオリジナルミニ紙芝居を作ってみましょう♪
まとめ:おうち時間でアートして、豊かな情操も育める!
今回は、お子さまと過ごすおうち時間がもっと楽しくなるような工作アイデアをまとめてご紹介させていただきました。どれも簡単にすぐできて、幅広い年齢の子どもたちが喜びそうなアイデアばかりです。
普段のお休みならどこかに出かけてしまうご家庭でも、ステイホームの今だからこそ、おうちで過ごす時間に工夫を凝らす余裕が持てるかもしれません。ゲームやTVでまったりもいいのですが(笑)、五感を刺激する遊びも取り入れて、バランスのよい成長を促していきたいと考えています。
子どもと遊ぶのも大変だな、面倒だな、なーんて思うことも正直ありますが(笑)、子ども時代は今だけ。早ければ数年後には、親となんて遊んでくれなくなるかも知れません。「あの頃もっと遊んでよかったなぁ」と後から思わないように、思春期になったときに何でも話せる親子関係でいられるように、幼少期にたくさん触れ合って、話して、子どもとの信頼関係を築いておきたいと思っています。
お子さまとのおうち遊びにネタ切れしてしまって困っているというパパママの参考になりましたら嬉しいです。ぜひご家族で楽しんでみてくださいね♪