2. 「その場にいない人」の話題はNG!
仲の良いお友達と話すとき、他愛のない話題を振ったつもりだったのに、悪口のようになってしまっていた……!なんて経験はありませんか?
大人でも子どもでも、そんなことってあり得ますよね。園ママ同士の会話でも、それは同じことです。
「あのママ、なんの仕事してるんだろうね?」
「あの先生、ちょっと化粧濃いよね」
など、自分は単なる疑問や感想のつもりで口にした言葉であっても、聞いた人が少しでも悪い印象を持ってしまったら、それは「悪口・陰口」等とみなされてしまいます。
それが他の人の耳に入ったら、「〇〇ちゃんのママは悪口を言う人」なんてレッテルを知らず知らずのうちに貼られてしまうことも……。
園ママ同士に限りませんが、どんな話題であっても、「その場にいない人の話」をするのは避けましょう。少なくとも「褒める話」以外では避ける、と心得ておく方がよいでしょう。
ちなみに、自分でなく他の誰かが言ったことで「あれ?悪口っぽい?」と自分が感じた場合には、あいづちにも注意してください。
肯定のあいづちをつくと、自分まで悪口に加担しているように思われてしまいかねません。
そんな場合は
「そうなの?知らなかった」
「へえ、気づかなかった」
「聞いたことなかったわ」
などと「知らない・気づかない」という返答をして、「そういえば新発売の柔軟剤が~」とか、「それにしても、今日は暑くなりそうだよね!」などと、当たり障りない話題にかえてしまうのが得策です。
たとえ、自分もあまりよく思っていないママ友や先生の悪口であっても、話を振ってこられたときに乗ってはいけません。
例えば
「あのママ、なれなれしいよね」→ 「気さくな感じ/フレンドリー」
「あのママ、トロいよね」 → 「ほんわかしている/癒し系」
「あの先生、厳しすぎて嫌い」 → 「厳格な感じ/ベテランって感じ/鍛えられそう」
こんな風に変換して、悪いニュアンスを極力含まない表現で返すのがおすすめです。
3. 「らしいよ」の話はダメ! 伝聞調の話は避ける
伝聞の話もNGです。
「○○らしいよ」という話からは意識的に距離を置きましょう。
みんなの関心事であればあるほど、話には尾ひれがつき、瞬く間に広まります。
「壁に耳あり障子に目あり」とは本当によく言ったもので、小声で話しているつもりでも徐々に声のボリュームは上がっていってしまうもの。また、周囲に誰もいないと思っても、つい立ての裏やドアの向こうに誰かがいたりして、不思議なほど思わぬところから話は漏れてしまうものなのです。
ここだけの話ね、誰にも言わないでね、もママ友間では通用しません。
自分が直接見聞きしていないことについて、憶測や聞き伝えのことをおもしろおかしく話すのは、いくら楽しそうな話題だったとしても避けましょう。