大きさの次にチェックすべきは、「きちんと持てるか」、「毎日使いやすいか」。具体的なチェックポイントは以下となります。
目次
1.チェストベルト
園児さんや低学年のキッズには特に、肩ベルトがずり落ちないためのチェストベルト付きのリュックを選んで! 肩回りが細身なキッズも多いので、肩ベルトの長さ調整機能も必須です。
2.開閉しやすいファスナー
両サイドから開けられるファスナーが使いやすいです。あまり低価格なリュックだとファスナーの品質もそれなりなことも。
低年齢キッズのリュックは特に、信頼できるブランドや価格帯から選ぶのがおすすめです。
3.ふわふわ&通気性のよい背あて
遠足やお出かけなどで長時間背負うこともあるリュックは、背あての快適さ(クッション性・通気性)も重視して。軽量さが強調されがちなキッズリュックですが、軽さだけを追及するとかえって「持ちやすさ」が損なわれることも。バランスのよい視点でディテールをチェックしましょう。
4.クッション性の高い肩ベル
意外に見落としがちなのが、肩ベルト「裏」のクッション性。実はここが重さのかかるパーツですから、ベルト「裏」のクッション性もチェックしましょう。 通気性のよいメッシュ素材なら言うことなし。
5.ポケット(あまり多くない方がBETTER!)
ポケットは、あまり多くても、どこに何があるか結局わからない状態になりがち。低学年までなら、外側に大小合わせて2~3個、内側に1~2個くらいが適切です。
6.小学生なら、「防水性」と「リフレクター」も
子どもだけで通学・通塾をする機会も多くなる小学生は、突然の雨に対応する「防水性」が高いとベター。 また、薄暗い日や夕方に夕刻の車のライトを反射する「リフレクター」付きだとなお安心。
7.ホイッスル付きのリュックはあり?なし?
アウトドアブランドを中心に、ホイッスル付きのリュックがありますが、低年齢のキッズにはあまりおすすめできない一面も。ホイッスルがあれば吹きたくなるのが子ども心というもの。 遠足の集合時などに吹いてふざけてしまうことも…。
常に大人と一緒にいることが前提の低年齢キッズなら、アウトドア等に出かける場合以外は外しておいてもよいのでは。 一人で出掛ける年齢のキッズには、防犯目的のベルなどを別途用意するのもおすすめです。
8.リュックの容量計算方法(目安)
リュックのサイズは、容量(リットル)もしくはタテ×ヨコ×マチの長さ(cm)で表現されています。
リットルで統一して比較検討したい場合は、「タテ×ヨコ×マチ÷1000=容量(リットル)」で計算ができます。
例えば、「タテ40cm×ヨコ30cm×マチ15cm」なら、「18000÷1000=約18L」となります。但し、リュックの形状やポケットの数などによっても収納力は大きく変わってきます。あくまでも目安ですが、覚えておくとよいでしょう。